詩人:甘味亭 真朱麻呂
人間が存在する理由なんてありもしない
だからそれぞれがそれぞれの決めた理由のまま生きていく
産み落とされたからには生きていくしかない
きっと僕が生まれたのは気まぐれや偶然なんかじゃなく
生まれるべくして生まれたんだって
つよく望まれて生まれてきたんだって
信じているから
僕はこうして生きていくことにした
明日も明後日も
ずっと ずっと
命尽きるまで
生きていくと決めた
それが僕の存在理由
生きたいから生きるまで
死にたくないから死ななかったまで
きっと そうなんだって
きっと そうに違いないって
つよく思ってる
胸に刻まれた
僕だけの名前と
信念の名の下に
僕は生を得た
そう
つよく思ってる。