詩人:Ray
雨に濡れた匂い
晴れた日の涙
風の中の笑顔
月の下の温もり
落ち葉の足跡
真夜中の告白
乾いた声
ぜんぶが染みついて
はなれない。
恋ってこんなに哀しかったっけ、
って 下を向いて歩く。
ただ君を想うだけで
こんなにも 哀しくて
ただあなたを愛しただけで
こんなにも 寂しくて
あたしは何をしてたんだろう
あたしは何がしたいんだろう
繋がれた手
交わしたキス
抱きしめた腕
伝えた口唇
名前を呼んだ声
あなたを見てた瞳
恋をした 心
ぜんぶ いらない。
今となっては
何も欲しくない。
哀しいだけの 心
もう ぜんぶ
なくなってほしい。