詩人:どるとる
見えますか あの歩道橋から 見えますか沈む夕日が暮らしを 支える 優しい手のひら ぬくもりは伝わってますか川の流れは時の流れに似て 穏やかなときもあれば はげしいときもあるほら見てごらん 河川敷に 悲しみが浮かんでるだけど喜び はその悲しみに負ぶさるようにあるのさその闇の中から見えるかい 光を取り戻したら 笑える隙を見つけて 夢から目覚めた君とキスをするのだ。