詩人:どるとる
当たり前の中に
そっと咲いた幸せ
軽く息をするように
なんてありふれた
何気ないものなんだろう
ただそこにある 幸せにこれといった名前をつけることもなく
ただ幸せと言ってみる僕の中にはただ青い海と空が広がる
笑う 泣く たまに怒る ささやかですが満たされています
涙も笑顔も ちょうどいいくらいにあって
多すぎず少なすぎず だけど確かにここにある
当たり前の中に
そっと咲いた幸せ
ただそこにいる 人たちの営みの傍らに 寄り添うように 幸せは座っているよ 名前のない幸せだから 通り過ぎてもわからない
だけど なんとなく
僕ら 向かい合ってる
そんな気がするのさ。