詩人:快感じゃがー
「変わらないもの」、に憧れる
この世界じゃあ
いつだって。
変化ばかりを要求されるから
時々、
何かは
隙間を埋めて
時々、
何かに
突き動かされて
気づかぬ素振りで
堪えたら、
無かったことに
なってった
かなしくて、
かなしくて、
切なくて。
大人になってく
強さと弱さ
痛みと喜び
噛み締めてみる
こんな日は、
深く
息吸って
そっと、深呼吸
常日頃歩いてる、
おんなじ
道端の風景も
目を落として
見てみれば
「いつもとは、
違う色を
しているよ」
在りし日、
素直に泣けた瞳に
今
その優しさを湛えて
同じ太陽
見つめ
光を背にして
さあ。
「歩き出すんだ」
[シロツメクサの花冠]
日々をがんばる、
君に
ご褒美
ほら、また歩き出せるよ