詩人:どるとる
耕して 耕して畑をつくるのさかつて誰かが暮らした この大地の果てに人生という畑をつくるのさ歴史の中に私という小さな砂金が 紛れて笑う 笑う「生きる」ことは「食べる」こと「生きる」ことは「眠る」こと「呼吸」することあらゆる「当たり前」を繰り返してゆく流浪の旅の行き先は白い雲だけが知るさあ あるがまま生きてごらんいつの間にかあなたの畑にあなただけの花が咲く。