詩人:甘味亭 真朱麻呂
日頃の行いが悪いからね
君に信じてもらえないのもわかるよ
でもね
僕だって嘘ばっかり言っているわけじゃなく
本当のことだって言うんだよ
人間信じられなくなったらおしまいなんて誰かが云っていたけど
この目を見れば
嘘を付いているか
本当の事を言っているか
わかるんだよ
見極めてよ
嘘つきはオオカミ少年のように
最後の最後にしっぺ返しを受けるんだ
でもね
僕が今言っているのは紛れもなく真実なのに
誰一人として信じてくれる人はいない
オオカミ少年の物語のように
僕はオオカミに食べられる代わりに
孤独になってしまった。