|
詩人:重夏
呼吸さえままならない
深い水底 差し込む希に
今日という日を探し
ただ あてどなく歩いた
静寂 掻き消す
鋭い光は 一体
どこへ向かうんだろうって
昨日は視線だけで
追いかけてたんだ
Far away 響く声
受け止めるすべなんて
まだ知らなくて
Far away 降る
想いの雨を浴びるだけで
精一杯だった
瞬きさえもままならない
暗闇の中 煌く望みに
今日という日を求めて
彷徨いそれでも歩き続けた
静寂 掻き消す
鋭い光は 一体
どこへ向かうんだろうって
今日は全身で
追いかけてたんだ
Far away 響く声
今なら受け止められる
この全身で
Far away 降る
想いの雨を掬い取ること
出来るようにもなっていた
ねぇ 明日を近くに
感じられたなら
今日という日が確かに
僕に溶けたという証しだって
思ってもいいよね?