詩人:どるとる
そっと瞼閉じて いちばんはじめに
浮かぶ人は誰ですか
それは人によって違うと思うけれど
家族だったり恋人だったりするだろう
いつも傍にいてくれるのに
ありがとうの一言も言えてないよ
ただ一緒にいるだけなのにね
それが何よりも特別なような気がする
笑ったり 泣いたり 時には喧嘩をしたり
慰めあったり傷つけあったり
きりもなく続く二人の日々
数多ある誰かと交わす何気ない
言葉の中に そっと愛をしのばせて
それが当たり前であるかのように
世界でただひとりのあなたに届けたい
精一杯の愛の言葉
止まってしまった誰かの時間が
ほらここにあるんだ
何か大事なものをなくしたよ
それは取り返しのつかないものです
いつも傍にいてくれることを
当たり前なことだと思わないで
あなたがいるそんなことが
僕の日々を照らしていたんだ
嘘をついたり 本音ぶつけたり 時には迷ったり悩んだり
離れてはくっつく日々
きれいごとばかりの世界で
なにがほんとの愛かを知りたいのなら
おまえの間違った正しさを叱ってくれる
誰かの優しさに気づく事が先決さ
「しっかりしなさい」
聞こえる 愛の言葉
数多ある誰かと交わす何気ない
言葉の中に そっと愛をしのばせて
それが当たり前であるかのように
世界でただひとりのあなたに届けたい
精一杯の愛の言葉。