詩人:ふくざわゆいと
そばにいたい… でも
二人 そばにいることが
キミのためにも ボクのためにも
ならないことを知ってしまった…
傷を舐め合う 慰め合う
お互いなら「分かりあえる」と
同情と愛の 違いが見えずに
キミに甘えてばかりいた
キミを甘やかしていた
キミはワガママになった
ボクは疲れ果てていた…
だから 別れたはずなのに
断ち切れないのは なぜ?
自分の気持ちが見えずに
キミをまた傷つけていた…
キミをまだ苦しめていた…
嫌いで別れるワケじゃないから
嫌ってしまった方が楽なのか
イヤで離れるワケじゃないから
イヤなとこ見つけた方がいいのか
消えてしまった恋の火が
再び 胸に灯ることはなかった…