詩人:MARE
足下のコンクリートに疑問を感じることはなかった土を集める少年はあそこに土があると言ったカブトムシでも飼うのかい隙間に埋もれる土一つ言うなればここに立つ君の足下は土でできているんだよ硬いコンクリートは土の認識さえも隠した道はただ冷たい並木の木の下土を集める少年土は見えなくとも記憶に残していつか陽のあたる時まで少年の伝えが足下に届くように