詩人:亞利芻
キミはだあれ?凍えたお喋りな風さん達がボクのほっぺをくすぐるから溶けてしまいそうだよ氷の中に閉じ込めた痛みと記憶涙になっちゃうとほらね忘れちゃうんだ痛みも悲しみもとっても大切なんだよだからねカチンとしまっておくの泣いちゃダメそれがボクのおまじないだよ幸せな時間の落し物カチンと胸にまだあたたかい大きく息をすいこんで風さんごめんねボクのなかへ凍えた風さんみえるかなまだ幼い泣き虫な女の子そうあれがボクだよ仲良くしてもらえると嬉しいな