詩人:夢野咲道
少しだけ
心の箍を外してみよう
心を縛るモノが大人としての理性なら
心を操るモノが社会人としての詭弁なら
心を曇らせるモノが家庭人としての惰性なら
心を揺らすモノが人としての欲望だとしても
身体はここにしかいれないにしても
心には自由な羽が生えている
それに気付く事に臆病になってはいないか?
正直になる事に臆病になってはいないか?
空想は非現実だと諦めてはいないか?
妄想は非日常だと戒めてはいないか?
幻想は非世界だと嘲笑ってはいないか?
こんなに心は自由なのに
2008/02/29 (Fri)