詩人:小さな貝がら
僕が気にいっている
この大きな桜の木の下
君と手繋いだ
お互い花粉症で
鼻真っ赤になって
君と歩く道は
僕にはとても心地よく
君は手を繋いだら
鼻だけでなく
真っ赤に頬染めて
ひらりと散った
ピンクの花びら
君の髪を飾った
僕は分かってたけど
髪飾りみたいに
可愛かったから
その花びら
取らなかった
赤らめた頬と
ピンクの花びらは
まるで音符のように
調和して
僕の心癒やしてくれた
繋いだ手から
感じた温もりと
この大好きな桜並木が
僕の心癒やしてくれた
君と出会えた奇跡
僕はただそれに
感謝して
君に伝えたよ
桜の木の下で
出会えて良かったと
By 音無詞 詩