詩人:どるとる
鸚哥のように
語る お喋り
物言わぬ惑星
孤独を住まわせてる
さよなら さよなら
永遠なるお別れをしよう
さよなら さよなら
永遠なる悲しみに出会おう
二度と 抱けぬ命に
息を吹きかけて
回る 風車 音もなく
誰かを 呼んでいる
鸚哥の声は
美しい声で
鳥かごの中で
見た夢の続きを
スクリーンに映す
おはよう おやすみ
繰り返す 波の形
おはよう おやすみ
行ったり来たりの振り子
二度と 出会わぬ逢瀬 夢に夢を重ねて
春を待ち望む 僕らに愛を教える
さよなら さよなら
永遠なるお別れをしよう
さよなら さよなら
永遠なる悲しみに出会おう
二度と 抱けぬ命に
息を吹きかけて
回る 風車 音もなく
誰かを 呼んでいる
誰かを 待っている。