詩人:甘味亭 真朱麻呂
そよいでる春風に 鬣が揺れている 君の頬にやさしくキスをさせておくれよ 君のまん丸な澄んだ瞳で僕を落としてみせてよ もう君も僕もお互いの気持ちに気づき始めてる だから 言おう言おうとする 『愛している』の言葉だから今言おう 君に愛しているって言ってみよう ハミングする愛の音 愛している 君も同じだったって少し驚いたような顔で二人で笑う鬣を揺らしながら。