詩人:放射能]
俺は17名まで
絞り込まれた
盗賊の内の一人だ
発作的な自分の始末
あまりにも素晴らしい
人材を排除したぜ
この世の中にクビを
絞められてるみてぇだ
まだ俺が
ひとつの染色体に
過ぎなかった頃
俺の空は
いつも曇り空さ
雨も降りやしねぇ
彼女もいやしねぇ
もう俺は
悪の道を転がってる
すっげぇ勢いで
救いの手も
ありゃしねぇ
観音菩薩もいやしねぇ
みるみる
染まっていく血色に
どんな弱い奴でも
拳銃持ちゃ強いよな
進歩はなく
チンポだよお前ら!
いずれ旅立つ
上品も下品もない
世界を創ろうぜ
中卒予定の頭で考えた
戦争のない場所
可能性は
死後にしかないと
俺に思わせるんだから
たいした
世の中じゃないよな
非常に
綺麗な月が覗けたって
人は
相変わらず汚いよな
平和は
完全に死んだのに
戦争は死なない
連れションしようよ
遥か地球の上から
たいしたモノは
どっちなんだ?って
汚せて無視して
自滅して
誰もが傷心人生を抱え
守り一辺倒になって
そんなに大事かよ?
立ちションしようぜ
裸の付き合いで
男女均等になって
偉い奴なんか
いないんだって
ぶっかけてやろうぜ
ここに天国へのドアが
あるとしても
まだ開けたくはないよ
‥そして‥
君から入れ墨のような
愛をもらったよ