詩人:大示
道の片隅で忘れられた神様が『昔は良かった』と
溜め息を吐いていた
余りにも寂しそうなので
どうしたんですか、とたずねたら
『この忙しい世の中に昔の様にとは言わないが、もう少し労ってはもらえないだろうか』
人同士が信じられなくなってきている今、不確かな私の存在など誰も気にしないのかも知れないが・・・
昔は近い存在だったのかもしれない
今は、苦しい時だけ助けを求められる
遠い存在になってしまったのかもしれない
今年のお宮参りからは
ずっと頑張っている存在に『ありがとう』を伝えたい
2008/12/13 (Sat)