詩人:人魚日和
私の紅い花が今は閉じている太陽はどこかしら昔はさんさんとただひたすら浴びていたように思ふのだけど、私の紅い花が今は開いている夜なのに太陽を想ったからだ卑猥な花 ただ欲しがるただ欲しい、その光で一枚一枚丁寧にめくって壊れるくらい射して欲しいただ貴方を思ふ想って今夜も咲く卑猥な花