詩人:青央紗
引き裂かれた憂鬱の根源昏睡した覇者空が虚ろに見えた君は勝負師簡潔な漆黒蒼い風船が昼の花火をかすめるビー玉ゆらいでる小さなカゲロウ空を飛行頭をなぜるその手はやわらかい美術朝に人々の塊に出逢う…消えない大音響口を塞ぐその手もすべて許せた甘いリンゴ何か無くて酸っぱいだけのリンゴだけだった