詩人:こうさぎましろ
一言、こぼした聞けないことがこぼれた確信ついてしまって痛い目みるのは私だから曖昧にするの馴れていたのに。二言、こぼしたあなたは“ありがとう”以上を言わないのに顔を見られないように首にかじりついた三言目は留めたこれ以上口が邪魔をしたら涙をこぼすことになるでしょ一緒にいるから笑っていたいの…口塞ぐ間瞳を開いて、あなたの向こう側を睨んであげたなみなみで溢れそうな、明日を。