詩人:夢野咲道
縁とは因縁によりその種を蒔かれ運命により導かれし産物因縁とは前世、或いは古(いにしえ)よりの縁(えにし)禍福の種は時を流れ、渡り今に至るを人は運命と呼ぶ出会いは偶然別れは必然それもひとつの真理しかし偶然も必然も縁により誘い縁により帰す時に思い込みや勘違いを人は運命の悪戯と嘆くもその定めの行く末は語らずその行く末を宿命と名付けた