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猫の影の部屋  〜 「発光ダイオード。」への投 票 〜

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[173148] 発光ダイオード。

詩人:猫の影

足取りが重いのは疲れているだけじゃないはずで

発光ダイオード

目に染みるのは 特に意味がないみたい

目線を落として歩くのは、特段首が重いってわけじゃ

発光ダイオード

ところどころ切れているのにも
多分意味なんてない



滲んだ光のように なあ

描いたはずの夢のカケラ

今まだポケットに入ってんだ

どうしたらいい なあ

どうしたらいい



ため息が多いのは苛つくことが増えただけってわけでもなく、

発光ダイオード

この光はどれくらい息が続くのだろうって、

また意味のないことを



滲んだ明日を なあ

描いて捨てた夢のカケラ

まだ集めて重ねようぜ

たまにはいいじゃないか

たまにはさ

いいじゃあないか。





発光ダイオード

今日も小さく輝くんだ

2012/01/03 (Tue)
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