詩人:快感じゃがー
朝から
ひっきりなしに
携帯が鳴っている
このあいだ
ダウンロードした、
君が好きな
ラッドなんとかってやつ。
でも
言ってることは
よく
わかんない
ただ、
自殺志願者という
言葉だけには
はっきり反応できた
上手いこと
起き上がって
ぼんやり
部屋を見渡して
ああ、終わったや
何にもないや。
そう思いながら
まだ、
空腹なのを
無視して
寝転んだよ
家の電話も
ずうっと、鳴ってる
自己満足の
詩が
ずうっと、廻ってる
空を飛んでく
一羽の鳥に
目を奪われて
そっと
泣きそうになってたの
君が言ったのは
事実ばかりで、
だから
何にも言い返せずに。
私は
腕を切るしか
なかったんだ
それしか
私は知らなかった
「永久幸福論者」に...
私は
なれるかな