詩人:Ray
綺麗な 色を見た。
心が透き通り
洗われるような
綺麗な 色を見た。
ぼくの心は
もう 綺麗ではなかった。
なんでこんなに
考えるんだろう。
曖昧な
『恋』の気持ちを
心から 憎む。
もしそこに
確定的な 法則があって
【何%】
【あなたの恋は本物です】
【あなたは彼をこれくらい 愛しています】
そんなふうに
診断してくれたら
どんなに 楽だろう。
綺麗な色を見て
素直に笑えない自分に
嫌気がさした。
永遠なんて
確実に無いと思い知る。
ねぇ ぼくは
いったい いつまで
きみを愛していられるだろうか?
2007/06/20 (Wed)