詩人:甘味亭 真朱麻呂
歩き疲れた君を
この頼りない背中におぶってあげよう
猫背のまんまで
俯いたまんまで
なにも言わないで
上ってきてごらん
泣いたっていい
弱いとこみせてくれていい
とにかく僕の背中を頼ってくれませんか…?
こぼれそうな星の夜に
まばたきのこの一瞬に
輝いてるまんまるお月様に
願ってごらん
幸せがほしいって
幸せになりたいって
そしたら
君の悲しみ
君のわがまま
全部 全部
僕があいつの代わりに背負ってやろう
あいつがうらやましく思うほどに
僕ら幸せになろうぜ
僕ら一緒になろうぜ
もう 一人じゃない
もう 淋しくない
もう 泣かずともいい
いいんだよ
ガマンしないで
吐き出してごらん
君の言いたいことも
何もかも
僕が聞いてあげる
聞いてあげるよ yeah
君のため息が
僕の心を震わす
君の笑顔が
僕の心を揺さぶる
君がただ笑ってくれるだけで
君がただ僕に頼ってきてくれるだけで
僕は… 僕は…
どうしようもない満足感をおぼえる
だから
君をおぶってあげよう
地球の裏側まで
地平線の彼方まで
名前も知らない惑星まで
ゆっくりでいい
よく考えな
ゆっくりでいい
慌てないで
僕はいつまでも待ってます
僕はいつまでも君が好きだから