詩人：放射能�]

陸橋から鳩が２羽
見下ろしながら
笑ってる
翻訳するとこうなる
「おい見ろよ人間共を
　飛べないから
　歩いてるんだぜ」
なんかムカつくから
石を投げたら
見事に
ヒットしちまった
当てるつもりは
なかったのに
運の悪い鳩
俺は運の悪い人だ
それを見てたポリ公が
理由など尋ねてくる
答えたけど
取り合って貰えない
挙げ句にクスリ
やってないかだってさ
Ｍｙ　Ｇｏｄ！
主よ
長生きできないぜ
俺の呪いがかかってる
回避不能の凄いやつ
ナンパには
乗らない主義だから
他の美少年を捜しなよ
俺は暗そうな
未来を見てたんだ
身体検査されたけど
危ない物は持ってない
その瞬間ぞくりと
肌がふるえたよ
一番危険なのは俺自身
理解されなくて
膨れ上がる殺意
頭を抱え
殺す殺せとワメく人
そして
取り押さえられた俺は
イケてるかい？
神を愛してるかい？
今日のパンツは
キワどいかい？
俺の眼球の虹彩は
とても
恥ずかしがり屋で
緊急時には
いつも
裏側に行っちまうんだ
提供されたのは
真っ暗闇の部屋で
外の情報ないままで
裏も裏
精神世界の裏までも