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詩人:どるとる
なんにもないようでなんでもあるこの世界
便利なようで 不便でもあるこの世界
恵まれているようで 貧しいこの世界
おはようとさよならがすれ違うとき
朝と夜が すれ違うとき
この世界に新しい1日が刻まれる
悲しいときもうれしいときも生きている
笑ってる 泣いてる
たまに怒ったりもする
そんな世界の片隅で僕はまた何かを思い出すのさ
いらないものばかりで溢れかえった
この世界の不思議
今も抱いたまま 地球は回る
なんにもないようでなんでもあるこの世界
僕らはただ多くを欲しがる欲張りさん
僕らはただ我慢を知らない欲張りさん
本当は大切なものはいつも人のすぐ近くにあるんだ。