詩人:さみだれ
世界の終わりはあっけないつまらないほど淡々としている生きている者の感情をひとつ、ひとつと奪っていくなぜこんなにも物悲しいの?この感情もさっさと持っていきなさい世界の終わりはあっけない汽車に揺られながら来ない便りに郷愁も重ね夜はずっと続くようだった