詩人:どるとる
僕の特徴のない顔に悲しみという涙が降った
でも暫くすれば涙は降り止んでかわりといってはなんだけど笑顔が咲いていた
僕のなんの特徴もない顔一面に
日々はそんな具合にさ
雨のち晴れで続いてゆく
悲しみはいつでも
喜びはいつでも
僕を飽きずに
永遠に構ってくれる
悲しみは嫌な奴
喜びは良い奴
そんな区別
今 捨て去って
悲しみの中にも
いいとこ見つけよう
人の中のいいとこ見つけるように
ほらねそしたらきっと今よりもっと笑えるから
涙の雨がやんだらね
少し笑ってみたあとでいいからさ
ちょっと試してみようじゃないか
雨のち晴れのそのつぎに。