詩人:大示
たくさんの雪の結晶に埋もれて笑って飽きもせず小さな雪達磨を作っている私を見てあなたはいつもの怖い顔でも解ってる怒ってるんじゃなく、呆れているんだって他の人には解らないあなたの小さな表情の変化が解るようになってもう、どれくらい『雪うさぎ作って』冗談半分、本気半分で言ったらあなた、やっぱり外方を向いた明くる朝、私が作った雪達磨の側に雪うさぎ誰が作ったかなんて、直ぐわかったあなたの大好きなキャンディが私を見つめているんだもの