ホーム > 詩人の部屋 > tyuuyaの部屋 > 怠夏 > 投票

tyuuyaの部屋  〜 「怠夏」への投 票 〜

  • tyuuyaさんの「怠夏」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[104431] 怠夏

詩人:tyuuya

透き通った時分は潰え、海は飛躍し、そこに栄養を供給する空の細やかな流砂
風は幾分冬眠し、夏草達は残りの青春を謳歌していた。
人は皆叩く扉が猛獣の雄叫びと重ね、それぞれが背を向けあい、鐘の合図と共に鉄橋を駆け抜けていく。

私は一人、燃え尽きた煤へと寝そべり、静かに彼の匂いをかいでいた。


2007/06/30 (Sat)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -