詩人:キノコマン
黒い世界
闇
手を伸ばして壁を確認
何処まで続いているんだろう
何時間歩いたろうか
何日動いたろうか
何処を歩いているんだろう
何も見えない
今に目が慣れてすべてを見渡せるはずさ
壁を触っているはずなんだから
何か聞こえる音
何処かでいっちゃダメだよっていっている
でも誰かが手をたたく
鬼さん鬼さん手の鳴るほうへ…
何処へ行くのか?未来はあるのか
暗闇で奇声があがる
また誰か魔物に襲われたんだ
暗闇に血の匂い
明日は我が身
何があるかわからない、世の中だから注意しないと
暗闇は何処まで続いているんだろう