詩人:R2GeiM
割れちゃった感情に
振り回されて
人形みたいな扱いされて
笑顔のサービスなんて
やってられない
早くこの日常から
逃げ出したいけど
フラつきながら
期待しても
誰も気付いちゃ
くれないし
一度に投げ出した
不正解に
ただ笑われるだけ
昨日の景色が
変わるわけでもないし
つまらない
どこかに消えた感情は
涼しげな色をしていた
しかし
どこか寂しそうな色もしていた
誰が気付けただろう
この悲しみを
誰が最初に言い出したのだろう
間違ったものが
一番悪いなんて
嫌いだよ
この虚無の世界が
好きだよ
この暖かさのある世界が
どちらを選んでも
どちらも拒んでも
結局は変わりない
常に恐怖を感じながら
生き続けてる
使い捨ての言葉を使って
嫌なことから
避けている
そんな自分と言い合って
勝ったとか
負けたとか
皆が笑うのも
気にしないでさ
なにやってんのって
誰か言ってくれよ
自分じゃ
気付けないんだよ
止めろよって
誰か言ってくれよ
自分じゃ
分からないんだ
頼むから
こんな俺に
誰か分からせてくれよ