詩人:ぴるぴる
私の一番大切なもの
私が一番守らなきゃいけないもの
それはずっと変わらずに
ずっと心の中にあるのだと信じてた
だけど
失ってしまったら
もう手の届かない所へ
行ってしまったら
守れない
守ることができない
どんなに一番に想っていても
時と共にどんどん色褪せてしまう
消えてしまう
一番大切だったはずなのに
消えてはいけないはずなのに
失いたくなんかないのに
時の移りが
人の心を変えてしまうのなら
それは
なんて残酷なのだろう
なんて惨いのだろう
きっとこの世に「不変」なんてない
2006/11/13 (Mon)