詩人:甘味亭 真朱麻呂
時々頭をふと掠める
どうして人は生きていくのかなと
そんなこと決まってるはずもないのに
なぜか僕は何度となく自分に問い続けた
遠く果てしなく続く空のように
疑問は尽きず
悲しいことも終わらないけど
だけど僕らはなぜか生きているんだ
どうせ生まれたのなら生きなければ
どうせ死ぬ運命なら誰もが羨ましがるような地位と名誉がほしいのさ
誰よりも尊敬されて人に好まれる
そんな人になりたいのさ
僕の目の前に
延びている道は果てしなく
途切れなく何処までも続く
青春という上り坂を駆け上がる
出会いと別れの分岐点
涙を拭い
歯を食いしばり
明日へと 未来へと
渉っていく
いつの日か いつの日か
野望と幸せを手にするために
いざ行かん。