詩人:流☆群
前に見える小さな光に向かって
常に前をゆく背中に追いつくため
あたしは走る
ずっとずっと走り続ける
いつから走り出したか
もう覚えてないけど
今まで随分走ってきた気がする
いつも見えるのはあなたの背中
いつだって変わらずにそこにある
走っても走っても
まだ掴むことできないけど
走って走って走り続けて
距離を縮めて
あなたの背中大きく見えたら
次は追いついて触れるから
いつかあなたの背中たたくから
そしたらあなた
振り向いて笑ってくれますか?
今は背中しか見えないけど
いつかあなたの顔みて
向き合って笑ったら
そしたら隣に立って
手を繋いで
歩幅合わせて
一緒に歩こうね
その時まで
あたしの前を歩いていてね
ずっとだよ