詩人:清彦
その知恵の輪を解くとき
手応えは妙な感覚で捻る
全ては考える事よりも
感じる事が重要だったりして
二足歩行で進む時
僕はバランスを崩したりはしない
全ては体が覚えている
神経に身体を預けてれば良いんだよ
うっとおしい事は
もう考えなくて良いんじゃない?
頭をいくら整理したって
すぐに散らかって
矛盾は入れ替えられなくって
僕らは三次元さえ理解してなかった
時間は時計回りに一方的なだけだ
このたった六色の箱形のパズルは
どうしたって自由に操れないままさ
このまま全てを眺めていよう
風の肌触りをもう疎んじたりはしない
君に触れたくて仕方ないだけで
世界はもうこんなにも美しい