詩人:せーや
君は僕のもってないモノを沢山もっていて
君は僕のコトを誰よりも分かってくれて
そんな君を誰より知っているのも僕で
君の涙を我慢する癖
僕は悲しい時でも涙が出せないのに
出したくても出ないのに
君はそれすら我慢する、贅沢なそんな癖
僕のすぐ煙草に手を伸ばす癖
君は僕との間に白い煙なんて、求めてないのに
それでも僕は心の寂しさを煙でごまかす、鈍感なそんな癖
君に足りないモノは
僕がおぎなうから
僕に欠けているモノを
君が埋めてほしい
そしていつか2人で遠くに行こう
知らない土地にいこう
君の動かない足の代わりに
僕が歩いていこう
僕の開かない口の代わりに
君がおしゃべりしよう
君の見えない目の代わりに
僕が景色を見よう
僕の何も感じない心の代わりに
君がたくさんの涙を流そう
いつか2人が1つになれるように
お互いに足りないモノを持ち、うらやましがる2人が
いつか1つになれるように
僕は涙は出ないケド
もう大丈夫
君が代わりに涙を流してくれるはずだから