詩人:猫の影
どうにかなってしまう君のことをよく知りもしないのにどうにかなってしまう好きという言葉からさんざっぱら逃げてきたのに声色も笑顔も話した内容も全部わからなくなっているのに日増しに君の存在がこの胸のうち、大きくなるのだ君のこと、なにも知りはしないのに好きになる、根拠のひとつもないのにどうにかなってしまったどうにかなってしまった