詩人:甘味亭 真朱麻呂
十数年の時間は君の心まで醜くしてしまった
あなたはもはやあの頃のやさしかった面影すらなく
仮面を被った
あの頃よりも不気味な顔になってた
君の姿はまるで
果てない暗闇の中を泣きながらさまよう迷子のように
虚ろな瞳をしていた
その冷たい偽りの仮面の下に
優しかった君を想像するのも疑ってしまうほど
君は性格や人間性もその顔と同じように変わってしまったのか
偽りと虚栄の果てに
求めたのは
誰よりも勝った美しさ
己の醜い顔を嫌い
第二の人生を歩んだ
あなたが求めたのはそんな偽りの日々ですか?
昔のあなたの姿を映した
写真が燃えている
その途端
あなたの心は昔のあなたをも一緒に燃えてしまったのか?
そんなあなたを前にして
私はただ切なさとときの儚さを押し殺すのに精一杯で
言葉の一つもでてはくれませんでした
思い出はあの頃すでに君の手によって
焼き捨てられてしまったから…。