詩人:どるとる
大好きな人を見つめている
ただそれだけのことで
いろんな君が見えてくるんだ
怒ったときのそのふくれっ面や
散々泣いたあとの疲れきった寝顔に
僕は言い知れないいくつもの宝物を見つけるよ
大好きな人の声や仕種の向こう側に
絶え間ない光を見つめているんだよ
愛なんて大それたものじゃないとしても
そう紛れもなく
いつまでも大切にしていたい思いなんだ
当たり前な暮らしの中に
捨て去られた普通という概念
人はそれを鼻で笑うだろう
何が幸せなんだろうかと考えたとき
僕がやっぱり最後に行き着くのは
君と日向ぼっこしてるような 今日みたいなことだよ
僕が君のことを大好きなように
君も僕のことを大好きならいいな
そんなふうに想いながら 笑ってる毎日
そう 間違いなく
幸せはここにあるよ 僕には見えるんだ
君には見えるかなあ
僕の大好きな人には
幸せになって欲しいから 本当は面倒くさいことも厄介なことも引き受けるよ
滅多にないんだよ
図々しいけど少しは感謝してね なんて笑う
大好きな人の声や仕種の向こう側に
絶え間ない光を見つめているんだよ
愛なんて大それたものじゃないとしても
そう紛れもなく
いつまでも大切にしていたい思いなんだ
僕が君のことを大好きなように
君も僕のことを大好きならいいな
そんなふうに想いながら 笑ってる毎日
そう 間違いなく
幸せはここにあるよ 僕には見えるんだ
君には見えるかなあ。