詩人:どるとる
泣いてもいいんだよ
悲しいときはね
無理して我慢せずに
泣いてしまえばいい
泣いてもいいんだよ
うれしいときには
笑顔じゃ足りない
そんな気持ちならば
大人はどうして
涙を隠そうとするのかな
恥であるかのように言うけれど
泣いたっていいじゃないか
悲しいときやうれしいときには
感情をさらけ出して
心に嘘をつかずに素直になって
ばか正直にいつも生きていたいもんだよ
道化師の顔をして
笑ってる人を見たら
悲しみを隠している
滑稽にしか見えない
涙なんか見せない
そんな生き方よりも
どこか弱くてその分優しくあればいい
大人はどうして
涙を隠さなきゃいけないんだろう
子供のときには許されてたことが
大人になった途端に責め苛まれる
悲しいときにはうれしいときには
大人も子供もないんだよ きっと
誰かの涙を 弱さだと笑うなら おまえは涙を流さないのか
人の涙を 誰も笑うことは出来ない
涙は弱さではなく
泣けない おまえのその勇気の無さが
弱さであることに気付くまでは
本当の強さを 知らない弱いおまえが
涙を流す人を見て 笑うだろう
鏡に映した自分の姿を笑ってるおまえがいるのだろう
それこそ僕には滑稽に見える
大人はどうして
涙を隠そうとするのかな
恥であるかのように言うけれど
泣いたっていいじゃないか
悲しいときやうれしいときには
感情をさらけ出して
心に嘘をつかずに素直になって
ばか正直にいつも生きていたいもんだよ
だから僕は恥ずかしげもなく言うんだ
泣いてもいいんだよ。