詩人:放射能]
俺の気を引く為に
置き去りにした
話し掛けなかった
殊更に
無視ったんだろう?
この花瓶は
プレゼントと信じた
素敵な明日を信じた
花が枯れていけば
いくほど強く強く
ほら健気だろう?
涙ながらに訴える
先生までもが
教えて下さる幸運
靴がなけりゃ
裸足で帰るし
また
強くなっちゃったよ
俺に
下りてきてほしくて
下から石を投げて
知らせたんだろう?
大丈夫だよ
ここにいるよ
応援なんだろう?
壁になって
くれたんだろう?
その優しさに
俺は応えるから
大丈夫さ
そう言い聞かせる
俺が目立つだけさ
大丈夫さ…
2005/09/15 (Thu)