詩人:どるとる
続いていくものへ物語は流れていく続いていくものに物語は引き寄せられる何ひとつないけれど始まりは始まりへと終わりは終わりへと繋がっている何かを照らすように何かを守るように果ては誰かを愛するように誰かに愛されるように 世界はただ当たり前を繰り返し繰り返しながら本当は悲しいことを「ドレミファソラシド」とごまかすように歌うのさ子供が見つめているのはその中に潜む果てしない闇純粋無垢な心は嘘さえ暴いて 悪意に満ちた世界を睨む。