詩人:旅人モドキ(左利き)
冒険とは鏡より奇異な通過点に映る太陽のユメあの 揺らぎ 輝くセミの合唱団が競って響かせる旋律のざわめきスゴい スゴすぎるこっそり紫陽花の葉が危ないと語りかける老人不敵に 漂う イヒ鼻をくすぐる潮気とヤケに長く伸びた影ぼうし満ちる前 お楽しみ追い求める理想への道しるべは未完成で粗削り甘い 夏の とびら斜陽の大草原にて風切り走る汗まみれの牧童らペンを握る ペンで五線譜になぐり書きする程のほほえましい景色