詩人:阿紀奈
昨日空に向かって祈ったんだ
『沢山の雪を降らしてくれ』って
この世界を真っ白く染めあげたかったのは、君を忘れたかったから…
雪が溶ける頃には君の事を忘れられると思ったから…
でも忘れる事なんて出来る訳が無いんだ。
可笑しいだろ?
自分から
『別れよう』って言ったのに、後悔しているんだ。
僕はただ自分がこれ以上に傷つきたくなかった。
君を本気で好きになったから…愛してしまったから…だから…
でもそのせいで君を傷つけ、後戻りをも出来なくしてしまったんだ。
2004/01/25 (Sun)