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[58280] さよならした君へ5つの話

詩人:弘哉


そう
謝ることじゃない
心は冷えきっているけれど
カフェオレが内側だけは温めてくれる


なんで遠距離ってだめなんだろう
遠距離で切れたのってこれで2回目だ
両方俺がフラれたけれど
伝えられないことが多すぎる
メールor電話だけなんて
僅かな態度にしか表せないというのに
気付いてもらえないだけの態度にしか


最も愛した人間は
一生恋愛対象にはなりえないと気付いてしまった


その影をちらつかせないで
幻影を追ってしまうから
その名前を見るだけでも
君の存在が見えてしまうから
価値観の相違は分かってた
だから別れた今
出来るなら一片も俺の前に
君の存在を残さないで


俺が秘密を打ち明けた人が
"友達"という平凡な位置に今いるのが理解出来ない
俺を知ったその人が俺の友達と友達してて
俺を秘密にしてもらう っていう
枷までなくなったのに
"友達"として普通に接せる訳がない

2005/12/03 (Sat)
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