詩人:せーや
大きな桜の下に 君を連れてきた とても とてもいい天気だった 花びらを持っていき、匂いを嗅いでいる君は とても きれいで 帰ろうか、と聞くと もう少しだけ見ていたい、て君は言った 二人とも しばらく口を閉じていた ふと君を見ると 君は泣いていて 理由を聞くと うれしいから、と言ったそして昔、家族で花見に来た話をした 一年前、僕とここに来た時の話をした 僕は目をつむって、君の手を握った そして二人で上を見ていたとてもきれいなピンクの光だった