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詩人:野良猫
当たり前のように過ごしていた毎日は
貴方との出会いへと続く
長い 長い 物語
大人が羨ましかった頃
アタシだってできる事はあって
人を愛す事を覚えた15の春
けれどアタシは未完成
騙されて 踊らされて
ひどく身体を痛めてた16の夏
心を閉ざし 身を潜め
何かから逃げるように来た道を戻る
だけどそれは同じ事を繰り返す道で
人を信じる事を怖いと思った17の秋
そんな時 身近に感じた暖かさ
何故今まで気がつかなかったんだろう
真っ直ぐで すごく純な人
アタシが今 心を許せるたった一人の愛すべき人
すぐ隣にある 大きな存在に気づいた18の冬
当たり前のように過ごしていた毎日は
貴方との出会いへと続いていた
長い 長い 物語